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SEO「英会話」ワードで順位下落!5ステップによる下落要因の仮説出しと改善提案

2013年08月27日 ネズミ2号:略称「M」
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先日ブログ記事でも紹介しましたが、8月中旬以降、複数のクエリワードにおいて特定のサイトが順位上昇したり、順位下落している現象が確認できています。

今日は私がウォッチしているサイトの中で、「英会話」ワードでSEO順位が下落したサイトについて調べてみました(8月14日に1ページ目から3ページ目へ下落)。

国内勝ち組・負け組」コーナーでは、「その時々でGoogleでどのような変動が起きているのか事実を把握すること」「実際に調査することでその動きを肌で感じておくこと」「アルゴリズムやペナルティ的要素が要因と考えられる場合、今後の自社サイトや他社で相談を受ける際に事例として活用すること」を目的とするため、備忘録も兼ねて更新しております。



調査手順

他社のサイトをSEOの観点から分析する5つの手順をご紹介します。

1.サイトのUSP、運営会社情報等を確認

まずブラウザで対象となるサイトを表示し、どのような機能・サービスを提供しているサイトであるか、またプレイヤー(企業名)を把握します。

2.Googleキャッシュ状況を調べる

・ページランクを調査

PRCHECKER」でGoogleページランク(PR)を確認。

english-conversation_1.jpg今回のサイトはGooglePRが4でした。重度のペナルティが課されているドメインではPR評価がなくなることもあります。

・キャッシュ状況を調査

Googleの検索窓に「site:ドメイン名」を入力して検索します。


english-conversation_2.jpg

次ページを押してキャッシュ状況を調べていったところ、最後のほうに不要なページがキャッシュされていました。
english-conversation_3.jpg

3.タイトルタグで検索

タイトルタグを入力して検索し、検索結果を確認します。
こちらはナビゲーショナルクエリという指名検索ですので、この検索で上位表示されない場合、重度のペナルティが課されている可能性があります。(もちろん同一名の他社によるサービスが展開されている場合、優位性に応じてランキングは上下します)

4.他キーワードの順位変動

TOPページの他、カテゴリページ、個別記事ページをいくつかピックアップし、想定されるキーワード群にてどのような順位掲載されているかを確認します。

5.外部リンク調査及び引用状況の調査

OPEN SITE EXPLORER」や「Majestic SEO」を活用し、外部リンク状況を調査します。

english-conversation_4.jpg上図は、OPEN SITE EXPLORERのバックリンクリストの一部です。実際にリンクが張られているかサイトを確認したところ、SEO会社所有のサイトにリンクが掲載されていることを確認いたしました。この他にも多数の作為的な外部リンクがリストアップされています。

english-conversation_5.jpgこちらは、マジェスティックSEOのアンカーテキスト(Anchor Text)です。上位に単ワードによるアンカーテキストがランクインしています。不自然なアンカーテキストと考えられます。

また、他サイトでの引用(サイテーション)の一部が分かるGoogle検索コマンドを入力し、どのように他サイトで展開されているかを確認することができます。下記コマンドで分かります。

"http://ドメイン名" -site:ドメイン名

例) "http://seomania.i-nav.info/" -site:seomania.i-nav.info/


下落要因の仮説出しと改善方法を検討

今回下落したサイトでは、下記2点の改善案をピックアップ。

今回調査したサイトでは、site:検索の結果で本来意図しないページがキャッシュされているのを確認できました。ツールで自動生成されてしまうページやテスト環境のテストページが誤って公開され、Googleに認識されているケースが結構あります。

Googleウェブマスターツールの「HTMLの改善」や「クロールエラー」も定期的にチェックし、エラーが出ているものは可能な限り対応しておくと良いでしょう。

SEOは不確定要素が多いので対策可能な部分については最適化しておくことで、新たな施策を行ったり、コンテンツを追加した際に、余計な要素を考えずにGoogleの反応を的を絞って確認することができます。

英会話スクールを運営している事業会社は、「英会話」というセクターにおいて、ユーザーが「英会話を習いたいので近くの英会話スクールを探しています」というニーズに応えるサービスを展開しているということです。「英会話」というSERPsに絶対に必要なポジション枠ですので、外部リンクの精査を含めたサイトの改善を行うことで、ポジションをしっかりと取れる順位に回復する可能性が十分にあると考えます。

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